2022 卒業生へ – 惜春 –

ハルノヒ

17期生卒業おめでとうございます。

この学年は自分の居場所を守るために必死にもがいた世代だったと思います。
下からの突き上げに屈することなく、そして上への憧れを胸に日々精進してくれました。

話しを聞かずに遊んでコートの外に連れ出されては怒られていた子も

泣きながら進級のためのリフティングを頑張った子も

友だちから誘われてサッカー始めた子も

雨降りでスクールが中止になって泣きじゃくった子も

虫取りのほうが好きだった子も

試合で負けてすぐ泣いていた子も

負けた理由を人のせいにした子も

誰かとくらべて苦しんでいた子も

辞めるのを引き止めて頑張ってくれた子も

受験後もまた戻ってくるよ、っていってちゃんと帰ってきてくれた子も

書き出したらキリがないぐらい…

君たちが

サッカーを通して

頑張る意味を知り

仲間を思いやる気持ちに気付き

任せられたことに責任を持ち

大切なものを守ろうと身体を鍛え

いまこの場所に立っていることが幸せ

何かを理由にして辞めることだってできたはず

それをしないで卒業してくれたことを

本当に嬉しく思います。

サッカーもフットサルも色々なポジションがあります。

それぞれの役割もある

でも忘れてはいけないのはどのポジションでも狙うのはゴール

君たちがこれから先にサッカーとどんな関わり方をしたとしても

例えボールを蹴るのを辞めたとしても

人生のゴールを目指すこと

死ぬことじゃないよ

どんな人になりたいか?

どんな仕事をしたいか?

どんな事を成し遂げたいか?

何でも良い

目標を持ってそれを目指す

色々なゴールがあると思う

それにに向かっていく術は

サッカーが教えてくれたはず

誰かと同じじゃくていい

比べなくていい

自分は自分らしく

自分が主人公の物語を描いていく

願わくば

これから先もみんなの傍らにサッカーボールと笑顔の仲間が居ることそんな物語を祈ってます

ラボーナに通ってくれて

本当にありがとうございました。

 

PS 保護者の皆様、当スクールの運営にご理解頂き、お子様を通わせて頂き本当にありがとうございました。ここ数年コロナ禍でご迷惑をお掛けすることもあり、本当に申し訳ありませんでした。

これから先も可能な限り、お子様に寄り添った指導とボールを蹴ることの楽しさを伝えていけたらと思います。これで最後というわけではございませんので、何かに迷い苦しんだ時も嬉しい事があった時も、何気ない事でも私達でチカラになれる事がございましたらご相談して頂けたら幸いです。

皆様のご多幸ご健勝をお祈りして結びとさせて頂きます。

幸せな時間を与えて頂きありがとうございました。

 

2022年4月4日

ラボーナジュニアサッカースクール

前田正喜

ラボーナジュニアサッカースクール
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