
卒業生のみなさん。
ご卒業、本当におめでとうございます。
ついこの前まで、ボールを手で持って走り回ったり、「この靴、サンダルやん!」「ズボン履いてくるの忘れた!」など(笑)ありえないことを言っていたのに、いつの間にかスパイクの紐を自分で結び、仲間と共にゴールを目指すみんなの姿に、驚きと喜びを感じていました。
毎日の練習に笑いがあって、時には涙があって、何度も怒られて、そのすべてが、みんなの成長の証でした。
この世代は、様々なきっかけでラボーナに集まった子達が多かったと感じます。
習い事のひとつとして、サッカーをさらに上手くなりたくて、物心ついたらラボーナにいた子。
そんな多くの卒業生を見送ります。
それは誇らしく、同時に少し寂しい気持ちでもあります。
けれど、どんな感情よりも大きいのは「ありがとう」という想いです。
ラボーナは「サッカーを楽しむこと」を何よりも大切にしてきました。
勝ち負け以上に、ボールを追いかける楽しさ、仲間と喜びを分かち合う嬉しさ、悔しさを乗り越える強さ、仲間を慰る優しさ。
そのすべてを大切に感じてもらいたかった。
そして、今。
みんなの姿を見て、私たちは確信しています。
「本当のサッカーを楽しむ力」が、みんなの中にしっかりと根付いたことを。
時には転んだり、うまくいかない日もあったね。
でも、どんなときも君たちは立ち上がり、前を向いていました。
自分の力を信じ、仲間を信じ、最後までボールを追いかけたその姿は、本当にかっこよかったです。
ラボーナに来たきっかけは、みんな様々。
これから先、サッカーを続ける人も、違う道を選ぶ人、みんなの未来も様々。
けれど、ラボーナで過ごした時間は、この先変わることなく、きっと君たちの背中を押してくれるはずです。
焦らなくていい。
立ち止まってもいい。
でも、どうか歩みを止めないでください。
その先には、必ず春が訪れます。
自分の心に正直に、これからも挑戦を楽しんでください。
どんなときも感謝と優しさを忘れずに。
最後に。
保護者の皆さま、長い間ラボーナを信じ、温かく支えていただき、本当にありがとうございました。
未熟な私たちにいつも励ましとご理解、温かい言葉ばかりをくださったこと、心より感謝申し上げます。
ラボーナは、子供たち、保護者の皆様の笑顔があってのラボーナであり、これからも「帰ってこられる場所」であり続けたいと思います。
これから先、僕たちでお役に立てることがありましたら、いつでもご相談ください。
これまで、本当にありがとうございました。
そして、みなさんのこれからの道が、輝かしいものであることを心より願っています。
ラボーナジュニアスクール







